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2018年5月 お子さんが虫歯にならない為に

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


小児が大人に比べて虫歯になりやすい理由は、小児の歯が大人に比べて幼若で虫歯菌に対する抵抗力が弱い事ですが、もう一つ大きな要因があります。それは小児独特な生活習慣にあります。小児は1回の食事で摂取出来る量が大人に比べて少ないにも関わらず、成長の為に大人より多くのエネルギーを必要とします。その為1回の摂取量が少ない分、習慣的に1日の摂取回数が大人より多くなってしまいます。
歯は再石灰化(歯が硬くなる事)と脱灰(虫歯菌により歯が溶ける事)を1日の中で何回も繰り返しますが、主に食後すぐから脱灰状態に入り、30~40分位かけて自力で再石灰化状態に戻って行きます。つまり飲食回数が多い程、1日の中で脱灰状態が多く長いと言う事になります。
虫歯予防の為には食後の歯ブラシにより虫歯菌を減らす事、さらには飲食時間を短くして飲食回数を3食+間食2回の計5回以内に減らす事が理想とされています。

2018年3月 歯科医療の現実

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


歯医者と言うと「虫歯を治す場所」というイメージですが、将来自分の歯を失わない為には「歯の治療は簡単にしてはいけない!」と聞いたらどう思われますか?
それは歯科治療にはそもそも”治す“という能力が無いからです。歯の問題に対しては「削って人工物を埋める、被せるだけ」そしてそこは将来必ずさらに大きな再治療が必要になります。
歯茎の問題に対しては「最高でも悪化を止めるのみ」で、その治療の為には皆様の理解と協力が必要不可欠となります。
これが歯科医療の現実です。歯科医院に「虫歯を治しに来る」のでは無く「歯の治療をしない為」つまりは「ご自身の歯を守る為」に歯科医院での定期的(3か月未満)のお口の検診、お掃除をお勧めします。
歯の治療は「消極的に!」歯茎の治療は「積極的に!」これが当院が勧める”一生自分の歯で暮らしていく・物を食べる・自信を持って笑う“為の秘訣です。デンタルクリニックKは(普通を完璧に)を保険診療で提供します。

2018年1月 唾液

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


口腔内の病気の多くは虫歯と歯周病です。予防法はどちらも日常の歯ブラシによる清掃ですが同じ様に清掃していても虫歯や歯周病になりやすい方、なりにくい方がいらっしゃいます。それは何故でしょう。虫歯や歯周病の最大の原因は勿論日常の食べカスが磨き残され蓄積されることですが、その蓄積だけで虫歯や歯周病が進行することは実はあまりありません。磨き残された食べカスという最大の要因にプラスしてその方の生活リズム、食生活、左右の噛み癖、体質等の補助因子が絡み、初めて進行していきます。この補助因子の中の体質で皆さんが思いつくのは歯や歯グキの強さだと思いますが実際にはこの強さにあまり個人差はありません。体質で大きく関与しているのが唾液の量と性状です。唾液量が少なく粘性が強いと口腔内環境は一気に悪化します。唾液不足は睡眠中に顕著に見られそれ以外は加齢、ストレス、薬の副作用等で、そして特に多いのが喫煙です。お気軽にご相談ください。

2017年11月 マウスウォッシュ

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


「マウスウォッシュ」は口の中を爽やかにして口臭を予防するだけではなく、薬用成分の働きで虫歯や歯周病の予防にも効果があります。マウスウォッシュは使用方法によって2つのタイプ「洗口剤」と「液体歯みがき」があります。「洗口剤」は口をすすぐだけで効果が得られますが、「液体歯みがき」はブラッシングをする事で、効果を発揮する様に設計されていますので、ブラッシングが必要です。

一般的に「マウスウォッシュ」と言えば、「洗口剤」を指す事が多いです。洗口剤はすすぐだけと使用方法は簡単で、口の中の隅々まで薬液が行き渡るため、ブラッシングでは取りきれない細かな汚れを洗い流してくれるので、歯磨き後に使用する事でより効果を発揮し、虫歯や歯周病予防に最適です。洗口剤は、もし辛く感じる様では濃度が濃く、殺菌作用が強すぎる可能性があります。悪い菌のみならず、口の中にもともといる良い菌まで殺してしまう可能性もあるので注意が必要です。辛く感じてしまう場合は、お水で少し薄めてからの使用をお薦めします。

2017年9月 キシリトール

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


Q. キシリトールって何?
A. 天然素材の甘味料で、主にフィンランドで生産されています。
Q. 他の糖との違いは?
A. その他の糖は、虫歯菌が虫歯の原因である酸を生成する助けをしてしまうのに対し、キシリトールは酸生成を抑制する働きがあります。つまり虫歯抑制効果があります。
Q. キシリトールガムを咬めば歯磨きはしなくて良い?
A. 歯磨きは絶対必要です。虫歯抑制効果はあっても、歯垢除去効果はありません。
Q. キシリトールは、どのくらいの時間摂り続けると効果が出てくるの?
A. 2週間から1ヶ月程度摂り続けると効果が現れると言われています。
Q. キシリトールを摂るタイミングはいつが良い?
A. 食後が最も効果的です。
Q. 効果的な摂取の仕方は?
A. 1日3回、食後にキシリトールガムを咬み、その後フッ素入り歯磨き剤で歯磨きをするのが、簡単で高い効果を得られる方法です。
Q. 妊婦が摂取しても安全?
A. 安全です。

2017年7月 口臭

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


 

なんとなく口が臭っている様に感じる事がありませんか?口臭の原因は大きく分けて4つです。
一つ目は舌の汚れ。舌の表面には細かな凹凸があり言わば芝生の様な状態です。この凹凸の中に食べカスが残り臭いを発します。舌専用ブラシで舌を清掃する事で改善されます。
二つ目は唾液不足。緊張やストレスを感じている時や睡眠中は唾液の分泌が悪くなり口腔内に残っている食べカスが唾液により洗い流される事が無いので臭いが発生します。食後や睡眠前の歯磨きで口腔内の食べカスを出来る限り少なくする事がポイントです。
三つ目は歯垢、四つ目はその歯垢により引き起こされた歯周病です。歯周病による口臭は口腔内に残ってしまった食べカスが腐る事で歯肉や歯を支えている骨までが腐ってしまう腐敗臭です。
日常の歯磨きには限界があり全ての歯垢を取り除く事は不可能です。定期的な歯科衛生士による清掃で歯磨きによる清掃の限界を補う事が口臭予防の近道です。

2017年5月 顎関節症

デンタルクリニックK院長齊藤は、
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上顎と下顎は関節円板という緩衝材でつながっていますが、上下の歯を強く咬みしめている状態ではこの緩衝材は押し潰されています。強く咬みしめている回数が多かったり長かったりすると、この緩衝材は過度に劣化してしまい本来の関節の動きをスムーズにするという機能が損なわれ、口開閉時の顎関節の痛みやパキパキという音、口が開き辛い等の動きの悪さ等の症状が引き起こされます。これが顎関節症です。

 では過度に強く咬みしめてしまう頻度が多いのはいつでしょう。それは睡眠中です。無意識の睡眠中は意識のある起床時よりも強く多く咬みしめています。歯科医院で作るマウスピースはその方の歯型を元に製作し、睡眠中に装着してもらい厚みは2ミリ~3ミリ程度。

 この2ミリ~3ミリの厚さを上下の咬み合わせの間に介在する事で、咬み合わせの力を6割~7割減らし、顎の緩衝材の押し潰しを防ぎます。睡眠中に顎を休ませる事が出来れば、関節円板は正常な機能を取り戻し顎関節症は改善出来ます。マウスピースは保険適応で5千円程。お気軽にご相談下さい。

2017年3月 喫煙と歯周病

デンタルクリニックK院長齊藤は、
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歯周病とは、歯と歯グキの隙間に食べカスが残ってしまう事により、歯グキが腐り歯が抜け落ちてしまう病気です。もし日常の歯ブラシでこの食べカスを完璧に除去する事が出来れば、歯周病という病気自体の存在を失くしてしまう事が出来ますが、残念ながら歯ブラシは磨くのが上手な方でも全体の6割程度の汚れしか取れません。通常、人の体は少々の外敵くらいなら免疫の力で排除する事が出来ます。しかし、その免疫と言う抵抗力はいくつかの全身疾患で機能が低下してしまいます。そして、それ以外で免疫機能を著しく低下させてしまうのが喫煙です。磨き残された4割の汚れに対して、体は自身の免疫力で歯周病発症に対し抵抗して行きますが、そこに喫煙習慣と言う要素が絡むと歯周病発症、進行は著しく顕著な物となってしまいます。喫煙を止める事は容易ではありません。歯科衛生士による専門的な清掃で数ヶ月に一度は食べカスを0割にしていければ、喫煙による免疫力低下での歯周病発症も防ぐ事が出来ます。

2017年1月 歯周病の防ぎ方

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


虫歯は痛い、しみる等の症状もあり、自ら進んで通院され歯の形を修復するなどの治療をすることが出来ます。それに対して自覚症状が出た時には歯を修復するなどという次元ではなく歯自身を失うことになる病気、それが歯周病です。

歯と歯グキの境目には2ミリ程度の溝があり、そこに毎回の食事の食べカスが蓄積されていきます。食べカスですから時間とともに歯グキの中で腐っていき、その腐った食べカスは次に歯グキを腐らせ歯がグラグラに。ここまでは自覚症状が全くなし。これが歯周病です。

 食べカスが腐り始めてから歯グキが腐らずに持ちこたえられるのは3ヵ月が限界です。つまり3ヵ月に1回は歯グキの中の汚れを取らないと歯グキが腐り始めてしまうのです。歯ブラシは磨くのが上手な方でも全体の6割程度の汚れしか取れません。つまりいつも4割の汚れが残ってしまいます。しかも誰にでも磨き癖がありますので、磨き残しは大体同じ場所に。

 歯周病予防のためにも3ヵ月に一度は歯科衛生士による専門的な清掃をお勧めします。

2016年11月 歯磨きの話

デンタルクリニックK院長齊藤は、
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Q. 歯ブラシの硬さは?
A. やわらかめが良いです。硬すぎると歯がすり減り、しみるようになってしまいます。

Q. 歯ブラシの毛先は?
A. ギザギザよりもまっすぐの方が良いです。

Q. 歯ブラシの交換期間は?
A. 最長でヶ月に回交換して下さい。歯ブラシを後ろ側から見て、毛先がはみ出していたら交換時期です。また1ヶ月以内でも毛先が開いていたら、ブラシ時の力が強すぎます。とにかく弱めで磨いて下さい。

Q. 歯磨き剤の種類は?
A. >何でもOKです。大切なのは、種類より磨き方です。

Q. 歯磨き剤の量は?
A. 歯ブラシの3分の1程度つけて下さい。小豆大が目安です。歯磨き剤をつけないのはダメです。歯磨き剤の量が多すぎるのはもっとダメです。

Q. 歯の磨き方は?
A. 小刻みに力を抜いて横に磨いて下さい。歯ブラシを当てなければならないのは、歯と歯の間と歯と歯肉の間の2ヶ所です。大きく動かすと歯がすり減るだけで、汚れは全く取れていません。

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