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医療法人RAISE
 
 

2016年5月 歯周病と女性

デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています


歯周病は歯を支える組織(歯肉、歯槽骨など)に炎症を生じ、歯肉の腫れや出血などを引き起こす疾患です。この歯周病のかかり易さや症状の進行には女性ホルモンが大きく影響を与えていると考えられています。

女性のライフステージにおいて、妊娠や更年期という女性ホルモンのバランスが変化する時期があります。妊娠時には、増加したエストロゲン(女性ホルモン)のために、粘膜などにいる普段は無害な細菌が大量に増加して歯肉に炎症を起こすことがあります。また、更年期ではホルモン分泌が不安定になり、歯周病が悪化しやすい時期でもあります。体の不調を経験するこの時期に歯肉が腫れ、歯を失うようなことになると、ますます辛いものになってしまいます。 

普段から歯科医院で定期健診を受け、日々の歯磨きをしっかりしていれば、無用なトラブルを経験しないで済ませることができます。

 

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